このたび、骨董品・美術品買取りるる屋では、美術品を長年収集されていたコレクター様の旧蔵品から、九谷焼の大皿を買取させていただきました。
直径約38cm、高さ約7cm、重量約2.7kgという堂々とした大皿です。
まず目を引いたのは、器面いっぱいに描き込まれた山水文様の細密さでした。
絵付けには非常に丁寧な仕事が感じられ、色絵の部分には微細な盛り上がりも確認できます。
また、裏面には緑釉が施され、角福と思われる銘が見られます。
表面の華やかさだけでなく、裏面の仕上げにも注目したい作品です。
今回の大皿で特に注目しているのが、再興九谷の代表的な様式の一つである「吉田屋様式」との関連です。
吉田屋窯は江戸時代後期に開かれた九谷焼の窯で、緑・黄・紫・紺青などを用いた色絵表現で知られています。
今回の作品にも、吉田屋様式を思わせる特徴が見受けられます。
ただし、吉田屋様式の作品は後世にも制作されているため、絵付けや釉薬の特徴だけで吉田屋本窯の作品と断定することはできません。
現時点では「吉田屋様式の優品候補」として評価し、制作年代や窯については引き続き慎重に検討しています。
九谷焼をはじめとする古陶磁器の査定では、銘の有無だけでなく、さまざまな要素を総合的に確認する必要があります。
今回の大皿についても、絵付けの精度、釉薬の発色、胎土、高台の作り、裏面の仕上げなどに注目しています。
特に、細部まで丁寧に描き込まれた山水文様は、この作品の大きな魅力です。
今後は、吉田屋窯の確かな作品との比較や専門家による現物確認を通じて、さらに詳しく調査していきたいと考えています。
今回の大皿には共箱などの付属品がありませんでした。
しかし、箱がないからといって、作品そのものの価値が失われるわけではありません。
るる屋では、作品の状態や作行き、時代背景、市場での評価などを踏まえ、一点一点丁寧に査定しております。
古九谷、再興九谷、伊万里焼、備前焼などの古陶磁器はもちろん、作家物の陶芸作品や由来のわからない焼き物についてもご相談を承ります。
価値がわからない焼き物や、箱のない古い陶磁器も、処分される前にぜひ一度ご相談ください。
骨董品・美術品買取りるる屋では、九谷焼をはじめとする古陶磁器、茶道具、掛軸、絵画、古美術品など、幅広い品目の買取を行っています。
長年大切に収集されてきたコレクションや、旧家・蔵に残された骨董品なども歓迎いたします。
出張査定・持込査定・相見積もりも承っております。
骨董品・美術品買取りるる屋
作品の魅力と価値を丁寧に見極め、適正な査定を心がけています。

出張買取110番 るる屋は、店頭買取も出張買取もしております。
ご相談いただき、お客様のどちらがご都合がいい方をお選びしていただき、その場で1点1点査定をさせていただきます。
出張料・鑑定料は無料です。
まずはお電話にて訪問の日時を決めさせて頂きます。持込でのご対応も可能です。
出張料・鑑定料については完全無料にて訪問させて頂き、誠心誠意1点ずつ査定を致します。
提示します買取価格にご納得頂けましたら、即日現金にて買取させて頂きます。